人生はおくりもの

~山のこと、沢のこと、酒のこと~

  • 2024年9月9日
  • 2024年9月9日

薬師岳

思い立っての折立 いつも谷底にばかりいるから、たまには高い所へも行きたい。稜線からの夕焼けや朝日を全身に浴びたい。そう思いついてからでも折立に行けるという幸せよ。 平日であっても、わずかな空きスペースを探して停めるぐらいの、大人気の折立。その折立から、今日は身軽に歩き始めます。 9月3日、まだまだ暑 […]

  • 2024年9月9日
  • 2024年9月9日

生還なるか!濁流、恋ノ岐川

癒しの沢を求めて この記事はプロモーションを含みます。 2024年8月6日。それは長い夏季休暇の第一日目のこと。二泊三日で癒しの沢釣行をしようと、Nおじさんと約束していました。 狙ったのは、釣り師のパラダイスと言われる奥只見にある「恋ノ岐川(こいのまたがわ)」。橋から入渓し、一日目は清水沢との出合あ […]

  • 2024年8月28日
  • 2024年8月30日

圧倒的、碧の美渓!薬師沢

沢登りか、渓流釣りか?それが問題だ。 イワナ釣りの聖地とも言うべき薬師沢小屋を起点として、二泊三日の行程を組む時、この難しい選択を迫られます。 それはなぜか? 折立の登山口から薬師沢小屋までは、休憩なしのコースタイムで6時間10分。途中、太郎平小屋でカレーを飲む時間も考慮すると、遅くとも8時には登り […]

  • 2024年8月18日
  • 2024年8月18日

ヘイズル沢遭難顛末

アプローチは猛暑 関東の赤木沢と呼ばれるヘイズル沢。群馬県の奈良俣から灼熱の林道を2時間歩いて入渓し、小至仏山へと詰めあがる沢です。グレードは2級とされており、困難ではなく、美渓を楽しめる沢として知られています。 自家用車の場合はこのゲート前に停めるのがラク。道幅も広く、駐車場ではないものの、軽く2 […]

  • 2024年8月15日
  • 2024年8月15日

伊藤新道とワリモ沢と野湯

※この記事はプロモーションを含みます。 1日目 七倉~湯俣 今年も来ました、伊藤新道(2024/08/10~14)。今回のメンバーは、沢登り未経験ながら心身ともにタフな青年Tと、ひょうきん担当おじさんNとの、3人パーティーです。この二人は、一回り違いの辰年生まれで大変仲が良く、絶対付き合ってます。 […]

  • 2024年7月19日
  • 2024年7月19日

立山がひたすらに美しい話

立山は金で登る 立山と言えば、長野~富山間をつらぬく立山黒部アルペンルートがあまりに有名です。そう、立山(正確には室堂)へ行くには、金にものを言わせればよい。今回は長野県側からのお話ですが、扇沢で12,300円(2024年時点、扇沢~室堂の往復)支払って4つの乗り物を乗り継ぎ、なんなら寝てても標高2 […]

  • 2024年7月6日
  • 2024年7月6日

白木峰 2時間ちょっとでワタスゲの天国へ

白木峰?どこそれ? 標高1596m、富山県と岐阜県の県境に位置します。八合目まで車で行くことができ、そこからピークを経由して、ワタスゲがモフほこる「浮島の池」まで往復してもわずか2時間10分という、癒しのハイキングコースです。今回、足をポッキリやってしまった仲間のリハビリ山行として、この癒しのコース […]

  • 2024年6月28日
  • 2024年6月28日

雪の五龍で雪洞とイグルーと熱燗

遠見尾根は雪洞泊のメッカ 残雪期の五竜岳遠見尾根は、雪洞泊やイグルー泊にピッタリです。どのぐらいピッタリかと言うと、年中行事になるくらいピッタリです。 目指すはエイブル白馬五竜スキー場。いつも車はここに停めますが、近隣に駐車場はたくさんあります。スキーシーズン真っ盛りの週末は、少し遠い場所に停めるこ […]

  • 2024年6月5日
  • 2024年6月5日

前穂北尾根 密着24時!

一泊三日の第一日目 これは、幻覚を見ながら24時間歩き続けた3人の、一泊三日にわたる熱い記録です。 そう、それは2022年9月のこと。我々はなんとなく、前穂北尾根をやることにしました。ド定番のバリエーションルートだし、一度は行っとくか、ぐらいの気持ちだったと思います。 スタート地点は上高地バスターミ […]

  • 2024年5月28日
  • 2024年5月28日

ヤクシ谷からの太郎平小屋

けいこが太郎平小屋にいるらしい その情報をつかんだ6月、我々は誕生日間近のけいこに貢物を持参するべく、折立から太郎平小屋を目指す計画を立てました。けいことは、やまとけいこさん、薬師沢小屋の支配人でイラストレーターです。勝手にファンクラブを結成しています。 PR けいこさんの著書。イラストを交えつつ、 […]

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